培養幹細胞による治療

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培養幹細胞による治療とは?

培養幹細胞による治療とは、体内から取り出した幹細胞を特定の環境下で増やす、つまり培養することで、十分な数の幹細胞を得る方法のことです。幹細胞は組織を修復し、再生する能力を持つ細胞で、培養によりその有用性を最大限に引き出すことが可能となります。

培養幹細胞を用いるメリット

培養幹細胞を用いるメリットとしては、少量の体組織から多くの幹細胞を得ることが可能となる点が挙げられます。これにより全身麻酔のリスクが高い方や、全身麻酔に抵抗がある方でも安心・安全に治療を受けることが可能となります。また培養幹細胞は複数回の投与に対応することが可能で、継続的な治療が必要となる症状に対にも適しています。

院内ラボで高品質・安全に培養

そばじまクリニックでは、院内にCPC(Cell Processing Center)と呼ばれる「細胞培養加工施設」を設けており、こちらで幹細胞の培養を行っています。これにより、外部の施設に頼ることなく、安全かつ高品質な細胞の生産が可能となります。

培養幹細胞を用いた変形性関節症の治療

培養幹細胞は変形性関節症の治療にも適応されています。変形性関節症による関節の炎症や痛みを緩和するだけでなく、軟骨の再生を促すことが期待されます。

治療の流れ

1.皮下脂肪組織の採取

10~20ccの皮下脂肪を局所麻酔下で吸引します。

2.幹細胞採取・培養

取り出した脂肪組織から幹細胞を抽出し、当院の専用設備で約2~3週間かけて培養します。

3.凍結保存

培養された幹細胞はいくつかに分けて冷凍保存されるので、複数回の投与が可能になります。

4.細胞移植治療

凍結された幹細胞を解凍し、超音波ガイド下において関節内に投与します。

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